ドローン保険のすすめ
万が一のトラブルに備える
最近のドローンは新しい機能が搭載され、その性能も大きく向上しています。例えば、空撮タイプではGPSセンサーを搭載し、風に流されることもなく同じ位置に留まってくれます。これらの新機能により、ドローンの安全性は日々高くなっています。しかし、上空を飛行している時にトラブルが発生した際は、その対処が非常に難しいのです。トラブルを極力起こさないためにも、日頃のメンテナンスは欠かさずに行いたいものです。
しかし、いくら準備万端でも、飛行中のマシントラブルや操作ミスが起こる可能性はゼロではありませ。もし、機体が墜落したとき、機体が壊れるだけならば良いですが、墜落ポイントに人や物があれば、何かしらの被害や損害を与えてしまいます。最悪の場合は生命に関わります。
そうした万が一の事態に備え、保険に加入すると安心です。ドローンの普及に伴ない、各団体や保険会社などが、ドローンを対象とした保険を用意しています。ホビー用や産業用など、自分の用途に合わせて是非適切な保険に加入することをオススメします。
DJI保険
ファントムでお馴染みのDJI社による保険で、DJI製品(対象商品に限る)には無償で1年間の保険がついてきます。1年経過後は、有料の「DJI賠償責任保険」に加入することができ、年間保険料はプランにより12,000円〜24,000円です。機体自体の保険は、別途「DJI機体保険」が用意されており、墜落した際の機体の補修費用や捜索費用などに支払われます。
DJI保険(エアロエントリー株式会社)
http://aeroentry.co.jp
ラジコン補償制度
ホビーラジコンの定番保険といえば、日本ラジコン電波安全協会のラジコン操縦士に登録すれば加入できるラジコン補償制度です。この保険は、ドローンに限らずラジコン飛行機やヘリコプターなどのホビーラジコンが対象です。費用は2年間で4,500円で、支払限度額は1事故につき1億円です。ただ、ホビー用に限定されます。
一般財団法人・日本ラジコン電波安全協会
http://www.rck.or.jp/contents/index.html
ドローンインパクトチャレンジ
ドローンレースのイベントを開催している団体である、ドローンインパクトチャレンジに会員登録することで加入できる補償制度で年会費は4,000円です。ドローンの競技や練習中の損害が対象で、支払限度額は1億円です。ただ、ホビー用に限定されますが、加入者の交通事故なども補償を受けられるという手厚さもあります。
ドローンインパクトチャレンジ実行委員会
http://dichallenge.org/
その他
最近ではドローンビジネスも盛んになり、ホビー用だけでなく事業用の保険も定着しつつあります。事業として保険加入を検討している方や、ホビー用でも保険について詳しく知りたい方は、ドローン保険の老舗ともいえる(有)IQIを問い合わせてみてください。
有限会社IQI
http://www.iqi.cc